笹子地蔵霊険記その15
笹子地蔵と長泉院金比羅堂・御嶽神社を結ぶ一直線が、北は秩父三峯神社・群馬県妙義神社に達することが判明し、ますます日本武尊と深い繋がりがあることを確信いたしました。
そこでもう一度笹子地蔵のある南足柄市に戻ってレイラインを検証することにしました。
上記地図で確認すると、長泉院を通り過ぎたレイラインは最乗寺仁王門に達します。
最乗寺は曹洞宗寺院ですが、天狗様を道了薩埵として寺を守護する神として祀る珍しい寺院です。
最乗寺の仁王門はレイライン上に配置されており、昔の人はレイラインの存在を知っていた可能性が高いのです。
レイラインは神聖な場所や寺社を結んで神聖なパワーが流れていると考えられますが、当該レイラインは三宅島と箱根山、更に浅間山などに囲まれ吾嬬郡を結ぶことで大地のパワーも流れております。
仁王門近くにある富士フイルムは1934年1月資本金300万円で設立され2月に足柄工場が操業した。
以来写真感光材料のトップ企業として発展してきた。
とりわけ1943年~1970年2代目社長春木栄氏は、狩川沿いに桜並木を寄付するなど地元愛の強い方であった。
上記地図でレイライン上にある足柄神社を創業以来生産増進の守護神として祀り、会社および社員が初詣などで最乗寺にお参りするなど、富士フイルムと南足柄市は密接な関係が長く続いた。富士フイルムと最乗寺、足柄神社は地図上レイライン上に
三角形で結ばれており、レイラインのパワーを吸収したことが発展の要因の一つだった可能性が高い。
しかしデジタルカメラの普及により
- 2004年写真フィルム事業からの撤退。
- 2006年に開成町に先進研究所設立。
- 2006年に持ち株会社制に移行した際に、本店登記も南足柄市から東京都港区へ移転した。
富士フイルムが次第に南足柄市と疎遠な関係になっていくのは寂しいかぎりだが、南足柄市は箱根金太郎ラインの開通など明るい材料もあり、観光などで発展してもらえたらと願っている。
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