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2021年3月15日 (月)

笹子地蔵霊験記その6

笹子地蔵の伝説では人々を苦しめる悪犬を石に変えた黄色大権現。

天狗様がこの地域の守護神であることを実感しました。

しかしよくよく考えると大雄山最乗寺が天狗の寺だったことに気づいたのです。

最乗寺は開創以来600年の歴史を持つ関東の霊場です。今までは曹洞宗の寺院としてお参りしてきました。

もちろん道了尊とか天狗のことは知っていても、単なる伝説としか思っていなかったのです。

しかし、明治の神仏分離令や修験禁止令をくぐり抜け、今も修験道に通じる天狗様を神として祀っていることに改めて感激しました。

最乗寺(道了尊)をお参りすることで、この地域の守護神である天狗様をお参りすることになるからです。

応永元年(1394年)開山了庵慧明禅師が最乗寺を建立された時に、修験僧道了が三井寺から空を飛んで馳せ参じ1人で500人分の力量で仕事をして大事業を完遂するのに貢献した。

応永18年(1411年)了庵慧明禅師が入滅すると、修験僧道了は「以後山中にあって大雄山を護り多くの人々を利済する」と五大誓願文を唱えて天狗に姿を変え、山中へと隠れていった。

以後、最乗寺の守護神「道了大薩埵」として人々の厚い信仰の対象になって今日にいたっている。

 

道了尊紀行

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最乗寺の本堂です。御本尊は釈迦牟尼仏です。

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結界門です。大天狗と小天狗が門番をしています。ここから道了尊の神域に入ります。

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御真殿へ続く石段です。

御真殿のご本尊は道了大薩埵、天狗様を祀っています。

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御真殿の横には世界最大の下駄・十一面観音菩薩像・天狗の像が並んでいます。

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